議事録の女王

ここのところ立て続けに何名かの方からこのブログそしてわたしの書く文章をお褒めいただいたり、激励の言葉をいただいたりしてホクホク気分で過ごしております。


先日の記事「Ikigai談義」にも書きましたが、わたしは約20年ほど会社勤めをしていました。ハワイに移住するまでの18年間は東京で会社員をし、ハワイに渡ってからも後半独立するまではフルタイムワーカーでした。途中転職もそれなりの回数していますが、いずれの会社でもわたしは議事録係として重宝されていたことを、久しぶりに文章を褒めていただいたことで思い出しました。ある会社では「議事録クイーン(議事録の女王👑)」とか呼ばれていたんです。


過去にいただいた議事録への賛辞を思い起こすと、会議に参加していた方からは


「あのダラダラした会議がこんな風にまとめられるのはすごいです」


「ニシムラさん(旧姓)の議事録読んで、改めて会議の内容を頭の中でスッキリまとめることができました!」とか。


会議へ参加していなかった方からは


「まるで会議に参加したかのような臨場感で内容を理解することができました」


「この議事録があったら会議に参加しなくていいね(笑)」など。


議事録担当の会議には、全集中力を駆使して議事録モードで臨みます。一字一句逃さず全内容をくまなく網羅しようとする意識と、重要な部分とそうでもない部分はそれなりに強弱をつけつつ、箇条書きにすべき項目や見出しやフォントを考えながら全体を一本の議事録として構成していく意識。この2つの意識を同時に働かせながら、ちゃかちゃかキーボードを叩いて議事録作っていたな、と。

そして完璧な議事録が完成すると「あ~、できた」と悦に入る、という(笑)。わたしにとっては議事録もひとつの作品みたいなものだったのかも?!


そんなわたしの議事録能力もとい文章力は、間違いなく大学時代に学んだ哲学のおかげで鍛えられたと思います。はい、わたくし哲学科卒なんでございます。


1997年という就職超氷河期に哲学科卒、とくればもう就職活動はそれはそれは厳しかったです。でも若かったあの頃に、難解な古典を読み解き、論理的な考え方や文章の構成の仕方を学んだことがこうやって後々まで生きているのは確かなこと。


大学で哲学を学んだのに就職した会社はもちろん哲学とはなんの関係もなくて、その後もずっとそうで、わたしは何も一本の筋が通ってないな~、と思っていました。でもそれがここへ来て「文章力」という細ーーーーい糸が大学時代から切れることなく辛うじて繋がっていたのかもしれない、そんなことに気が付いて、しばらくはホクホク気分が続きそうです。

※写真はフリー素材より

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