意外な楽しみ

冬の長雨ですっかりハゲチャビンになってしまったサイドヤード(T_T)

人生のなかで苔の移植をする日がくるとは想像していませんでした。


昨年の夏に旦那さんと大改造したバックヤードとサイドヤード。コンクリートを剥がし、バックヤードにはウッドデッキを入れ、残りの部分には芝生を敷きました。


芝生を入れたのが既に強い日が差し始める初夏の頃だったため、夏のあいだ中、西日が直撃するバックヤードの新しい芝は毎日水やりしてもカラカラに干上がってしまっていました。「芝生を入れる時期を間違えたね」と旦那さんと話していたぐらいで、半ばあきらめモードでした。


それが、冬になって毎日のように雨が降り始めたら(ポートランドは冬が雨季です)あんなに茶色くなってもう死んじゃったかと思っていた芝はぐんぐん元気を取り戻し、今では一面きれいな緑色へと蘇りました。


それとは逆に、夏のあいだは美しい緑色に光輝いてた東側の日陰のサイドヤードの芝。なんとここが最も水はけの悪い土壌で、連日の雨にやられてあんなに元気だった芝がみるみるうちにやせ細り、ハゲチャビンの可愛そうな姿になってしまったのです。


ここで、旦那さんの名案が飛び出しました。


「苔を移植したらいいんだ!」


ポートランドは冬のあいだ毎日のようにしとしとと雨が降り続きます。昨年は例外的に雨が少なく暖かい冬だったようで、今年初めて「ポートランドの冬らしい冬」を体験中です。どんよりとしたお天気が3-4ヶ月続く感じです。そんな気候が最適なのか、とても美しい苔がそこら中に育っています。  

苔も繊細な植物でしょうし土壌によってはちゃんと育ってくれる保証はないけれど、とにかくタダだしやってみよう、ということになりました。


家のフロントヤードにある苔を土と一緒にシャベルでやさしくすくって、バケツの中に入れ、霧吹きで湿らせてから植えたい場所へ移植していく、と単純にいうとこれだけの作業です。ポイントは、地面と苔の根っこの間に空気が入らないように移植後やさしく押さえてあげること。やり方はYoutubeで調べました。


これが今のところ結構いい感じに馴染んでいて、毎日移植後の苔の様子を見に行くのが密かな楽しみになっています。


ご近所を見渡すと苔はそこら中の生えているのですが、さすがに歩道にある苔は勝手には持ってこれません。フロントヤードやバックヤードにできた苔を少しずつ移植して、いずれはサイドヤードのこの一角が素敵な苔ガーデン風になったらいいな、と思っています。

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