老いも若きも

老猫と若犬。日々、対局のエネルギーを二匹からもらっています。


我が家に抜群のヤングエネルギーを運んでくれたルナ、生後1年3ヶ月のコリーのメス犬です。毛艶もよく、シャンプーなんかしなくたって白い毛はいつでも真っ白フサフサ、歯だってピカピカ、食べるの大好き、よく寝てよく食べてよく遊んで、さんざん走り回った後、それでもまだ溢れ出るエネルギーを持て余してどうしていいか分からなくなるとぐるぐる回ってワンと吠えます。


一方、13歳になろうとしている猫のビチョ。長いこと腎臓病を患い、何度も何度も危ない状況を乗り越え逞しく生きる老猫。腎臓病は毒素が上手に排出できなくなって身体の中に溜まってしまう病気。そのせいで最近は口臭も気になるし目やにも少し出てきました。それでも調子のいいときは身なりを整えようと痩せた身体で必死にグルーミングする姿は神々しいものがあります。


若さ弾ける美しさもいいし、臭くて骨ばった身体もまたいい。わたしが老猫ビチョを抱いている時、ルナはちょっと遠くから上目遣いにこちらを見つめて、若いのに気を遣っているような素振りを見せたり、逆にビチョはルナのことなんか眼中にない勢いでなり振り構わず私めがけてヨタヨタ走ってきたりする。いずれもちょっと、嬉しいような、切ないような。


ルナからは未来へ向けた可能性を感じさせてもらい、ビチョからは老いることの大変さと今を生きることへの執念を教えてもらっています。そして、種も、年代も、体力も異なる二匹がお互いを認め合い、気遣い、それなりの距離感で尊重し合っている姿はまさに家族になったのだな、としみじみさせられるのであります。

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