ポートランドで芽生えた愛

コロナで休講になってしまったポートランドコミュニティカレッジの中国墨絵講座へまだ通っていた頃の話。


私、クラスではダントツの最年少だったのですが、ある日クラスメイトのお姉様方がソックスの話で盛り上がっていました。


「あらー、あなたのソックス素敵!どこで買ったの?」


「New Seasons(ローカルのナチュラル系スーパー)よ!あそこソックスの品揃えすごくいいから行ってみて」


お姉さま(推定70代?)の足元へ目を向けると、ものすごく鮮やかな緑と黄色の地に動物イラスト柄がちりばめられたとってもお洒落なソックスをおめしでした。


日本にいた頃は通勤を考えてというのもあって、黒か白のソックスもしくは黒のタイツばかり履いていました。特にソックスについて考えることもなく、いつも無印良品で買っていましたね。


ハワイ移住後は年中素足の生活になり、それはLAでも続きました。


ポートランドへ引っ越してきてソックスが必要な暮らしが再開したわけですが、ここポートランドはそう、ソックス文化が発達している地だったのです。


正直ポートランドの人々の装いは地味です。ハワイ、LAと比べるとそれはそれは地味です。カジュアルというか地味というか質素というか。そんな中、派手なソックスを履いている人がとても多い。おしゃれをソックスで楽しんでいる感じです。


わたしはこれまでソックスでおしゃれを楽しんだことがなかったのですが、ソックスだとお洋服よりも断然お手頃な価格で色々と楽しめるし、ちょっと派手目を選んでみるといった冒険もしやすい。上質なものを買えばあたたかくて実用性も上がるし、自分はなんでこれまでソックスをこんなに軽視してきたんだろう、と自分でも不思議に思うほどソックス愛が深くなりました。


ソックスの履き方もポートランドの人々から学びました。これまではソックスはあくまで脇役、なんなら下着の一部ぐらいの扱いで履いていたのですが、今やソックスは基本「見せるもの」に格上げです。


レギンスやジョガーの裾にソックスを上からかぶせて外に出す履き方。こうすると、せっかくのお気に入りのソックスが目立ちますし、何よりも足全体が寒気に触れずに覆われることで全身まであったかいのです。

これは茶色で地味だけど、履き方としてはこういうこと。


ポートランドへ来てまさかこんなにソックス愛が深まるとは思ってもいませんでした。今までとは違う履き方で派手なソックスを履いて気分が上がる自分を可笑しく感じたり。たかがソックスされどソックス。これまでの自分とは少しだけ違う自分になるワクワク感を、日々のソックスで味わっています😁

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