「なんでヒロ?」~ヒロの魅力のご紹介~

ヒロのビーチ🌴

ハワイ島の中でも東側に住むことを選択し、東側のなかでもヒロに住むことを最終的に決定した背景のお話の続きです。今日は、個人的に感じているヒロの魅力をいくつかご紹介したいと思います。


先ず、ヒロはハワイ8島の中でホノルルに次ぐ二番目に大きな街です。そのことは頭の中で知識としては分かっていましたが、以前観光でヒロに立ち寄った際の印象は「へぇ~、なんかずいぶん地味な街だしそんな感じしないよなー」という程度で、あまりピンときていませんでした。しかし下見の際に、「住むことになるかもしれない場所」として街を観察してみると、なるほど確かに必要なものは何でも揃う便利な街だな、ということに気が付きました。


大型スーパーはウォルマート、ターゲット、セイフウェイ、それに地元スーパーのフードランド(こちらではSack N Saveと言います)とKTA(ローカル日系スーパー)。Home Depot(日曜大工洋品店)やPetco(ペットストア)も大きな店舗がありますし、画材を買うために訪れたクラフトショップも予想を上回る大きさでした。小さいですがモールもあって、まだ行ってませんが映画館も入っています。ダウンタウンにはお洒落なセレクトショップや演劇シアターもあります。地元商店はかなり充実していて、レストランのレベルも数も決して悪くありません。つまり、生活していく上で必要なお店、また行政機関や病院などすべて揃っていて、それらがキュッとコンパクトなエリア(我が家からだと車で10分ほど)に集まっているのでとても便利。


アラモアナセンターのような巨大なショッピングモールはもちろんありませんが、必要以上にはないけど必要なものはちゃんとある、ヒロはそんな感じです。その「ちゃんとある」レベルが我々の想像以上だったので、いちいちヒロすごいな、と感動しています。ただここはもう個人の受け取り方次第の部分はあるので、もちろん「ヒロはお店の数も売られている物のバリエーションも少ない(足りない)」という印象をもたれる方もいるかもしれませんが、我々には十分、とそういうことです。


そんな便利なヒロですが、周りを見渡すと海や山も見えて緑も多く、田舎風の景色が広がっています。我が家の庭には野生のニワトリが毎日家族連れでやって来ますし、数件先の家は牛を飼っています。車で5分の場所に暮らす友人の家には羊が14匹、広大な敷地で悠々と草を食べています。それらの光景は全部、いわゆる田舎に暮らさないと見ることはない風景だと思っていました、ヒロに住むまでは。わたしの中では、街と住宅地と田舎が見事にブレンドされたような、ヒロはそんなイメージです。全般的に言うとかなり長閑で素朴、でも便利。考えてみるとそんな場所、これまで住んだことありません。東京そしてLAは大都会だったし、ポートランドでは住宅地に暮らしていたし、強いて言えばカイルアがそんなような街だったけれど、街としての利便性も田舎度合いもヒロの方がだいぶ上です。やっぱり、都会だったら都会だし、郊外の住宅地だったら住宅地だし、田舎だったら田舎、とそれぞれそれなりの距離が離れているのが一般的な気がするので、その見事なブレンド具合という意味でヒロはなかなかに特別な街なように思うのです。

ヒロの街を歩いていると、晴れた日は家々の間からマウナケアを望めます。


ちなみにハワイ島の東側ということで言えば、ヒロ以南のケアアウ・プナエリアや、ヒロ以北のハマクアコーストエリアがありますが、それらの場所に暮らすということは、ヒロから離れれば離れるほどヒロ(=街)からの距離が遠くなる、とそういうことです。


ヒロはまた、ホノルルに次ぐ二番目に大きな街でありながら決して観光の街ではありません。このことも、暮らしていく上で非常に気に入っています。もちろん島外からヒロを訪れている滞在者はたくさんいて、そのお陰もあってヒロの街はこれだけ活気づいているのだろうとも思いますが、不思議なほどにツーリズムの香りがしない街です。すべての発信がツーリストではなくローカルに向かっているというか、ひたすらローカルな香りのする街。わざわざ「ヒロでビーチに行こう!」と思ってヒロにやってくる観光客もいないと思うので、ビーチもいつ行っても空いてますしね。(笑)


ヒロの良いところは挙げていくとキリがないのですが、最後にもう一つ。我々日本人にとって、なんとも落ち着く懐かしい空気を感じる街。わたしにはこのこともまた大きな魅力です。初めてお会いする方にお名前を伺うと日本の姓のことがよくありますし、普通に近所を歩いていても日系の方の割合が相当に高い印象です。オアフ島だと日本からいらしている日本の方と一日に何度もすれ違ってそれはそれでとても嬉しいのですが、ハワイ島の場合はローカルの日系の方が多い、ということです。そしてヒロはその数がものすごく多いのではないだろうか、という印象です。レストランで食べる味付けだったり、スーパーで売られているお惣菜だったり、建築物や道路の作りみたいなところから感じる街の雰囲気だったり、ふと周りを見回したときの人々の顔だったり、そういった端々から常に懐かしい日本を感じることのできる街、それがヒロです。


「ヒロがいい」と思ってヒロを選んだけれど、実際暮らしてみたら良い意味での驚きを更にたくさんくれて、ヒロのことがますます好きになっていっています。

4件のコメント

  • 初めまして。ヒロ移住に興味があり調べていたところこのブログを見つけました。気候やビーチもちろん魅力的ですが、日系人/日本人が心地よく住める場所に特にアメリカ永住&引退時期を考えると非常に惹かれます。ハワイに行くと緊張が解けるような気がするのはそのせいだと思います。Chisakoさんのブログを読んでやはりそうなんだな〜と思いました。近場で必要なものが手に入るのも便利ですね!

    現在はワシントン州在住ですが、3月にヒロ訪問を予定しており住むことを念頭においた上であの町がどう目に移るのか楽しみにしております。

  • すみません、ひとつお伺いしてもよろしいでしょうか…ハワイではペットOKの借家/アパートを見つけるのは困難だと聞いております。Chisakoさんはワンちゃんと一緒にお引っ越しされたようですが、お家は前もって購入されたのでしょうか?ヒロ移住についての本はまず借りることを勧めていますし、それはそうだと思うのですがうちには猫が2匹います…。お時間のある時にお答え頂ければ幸いです。

    • 猫ちゃんが二匹いらっしゃるのですね。わたしも猫と共にいろいろな場所に暮らした経験があるのでご事情お察しいたします。ハワイは確かにあまりペットフレンドリーとは言えないというのは事実です。特にワシントン州やオレゴン州はとてもペットフレンドリーな州なので、それと比べるとホテルもそうですし借家も含めてぺっとOKをハワイで探すのは結構大変かもしれません。我々はハワイ島へ本格的に(つまり犬と共に)引っ越す前に家を購入し、住める状態にしてから引っ越してきました。ヒロ移住についての本が「まず借りること」を勧めている理由が何なのか分かりませんが、わたしの感覚としてはたしかに一度借家で暮らしてみて街の様子が分かってから購入する家を決めることができるのであればそれは理想的だとは思います。なぜかというと、やはり暮らしてみないと分からない土地勘や利便性や安全性などがあるためです。ただ、動物(ペット)がいるとなるとやはりそれはとても困難であることも事実なので、我々は家を購入する前に何度か下見でヒロに滞在してある程度の土地勘を得てから家を購入しました。ペットOKの借家が見つかればそれが理想なのかもしれませんが、それは運とタイミング次第のところもありますしね。幸運を祈ります!

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